八幡浜みなっとを中心に、市内の小中学校へクリスマスオレンジで使用するみかんツリーの作成依頼や、イベント ブースの企画、出店依頼等を行っています。クリスマスオレンジコンサートの演出や巨大みかんオブジェ作成などの市民参加型イベントも企画開催しています。
カナダでは日本から輸入された温州みかんを「クリスマスオレンジ」として大切な人に贈り合う文化が根付いており、そんな文化を日本中にそして世界中に広げたいと、昨年より「クリスマスオレンジin八幡浜みなっと」が開催された。「地元の人達にもっと八幡浜の温州みかんを食べてほしい。」という想いから、『クリスマスオレンジ』実行委員長を務める西川さん。温州みかんを「聖なる果実」として大切な人へプレゼントする習慣を取り入れ、八幡浜をもう一度みかんで盛り上げたい、多くの人で賑わいを創りたいと活動している。この活動を八幡浜市民に発信することできっとみかんを食べる人が増え、きっとみかんの価値が高まり活気が戻る事だろう。またみかんツリーや、イルミネーション、巨大みかんオブジェなどを制作する事で、八幡浜みなっとがクリスマスオレンジの聖地になろうとしている。今回は、クリスマスオレンジ実行委員長の西川さんにお話を伺った。
八幡浜みなっとを中心に、市内の小中学校へクリスマスオレンジで使用するみかんツリーの作成依頼や、イベント ブースの企画、出店依頼等を行っています。クリスマスオレンジコンサートの演出や巨大みかんオブジェ作成などの市民参加型イベントも企画開催しています。
カナダでは日本のみかんを「聖なる果実」としてクリスマスの季節に大切な人へプレゼントする習慣があります。世界に誇る八幡浜のみかんですが、「服がよごれる」「他の果物が美味しい」などの理由に一番身近な存在であるはずの八幡浜の子ども達が「みかん離れ」をしているので、「地元の子ども達に八幡浜の温州みかんを食べてほしい。」 という想いがありました。そんな頃、愛媛県主催の愛顔のみかんプロジェクトの一環で八幡浜のみかんを使った イベントをしたいという計画があり、西宇和女性部が毎年行っているみかんツリーイベントが繋がりクリスマスオレンジの活動がスタートしました。
西宇和女性部の活動以上に人脈が広がることです。みかんを愛している人達に出逢い活動出来ることが本当に 楽しいです。思いが集まれば叶わない夢はない!と思いました。
市内の小学校へみかんツリーの制作を指導していますが、各学校色んな味のあるツリーを作ってくれます。 子どもの発想を通じてひらめくこともあり、これからもどんどん広がってくれれば嬉しいです。
以前、市外の産直市に立ち寄った際に、間違った知識でみかんの商品説明をしている販売員さんを見ました。
八幡浜では消費者に、きちんとみかんの商品説明をして販売したい。その為にもみかんの特徴や栄養などについて、
人一倍勉強をしています。
また、みかん農家として毎年同じ品質のみかんを生産するのではなく、女性が好む商品パッケージや
都市部の百貨店でニーズがある商品をリサーチして女性目線でのみかん生産をしたいと思っています。
みかん農家の大変さを全く知らずに嫁いだので、仕事柄、天候にも左右されますし、収入も安定していないので決して楽ではなく、はじめは「みかん農家」が好きになれませんでした。(笑)当時は、みかんの生産に女性が意見できる立場ではなかったですし、何より全てにおいての知識が乏しく苦労しました。 仕事以外でも、組織の集まりの中では、意見が反映される事は少なく組織から距離を置いていた時期も ありました。
八幡浜といえばみかんですし、全国有数のみかん産地として、まずは市民からみかんに触れてもらいたい思いで クリスマスオレンジを実行していますので、行政にはみかんの販売戦略だけではなくクリスマスオレンジをはじめとするイベントにも積極的に関わってもらいたいです。
地元の安心安全なみかんを食べて欲しい。そのきっかけとなるために、『蛇口からみかんジュース』のオブジェを 作成したり、みかんを食べて、残ったみかんの皮で作成するみかんツリーの普及を市内の小学校に行ってます。 地元の子ども達からみかん離れが進むと、いつか後継者がいなくなるんじゃないかと懸念してます。 みかんをもっと好きになって欲しいです。
クリスマスオレンジ実行委員長になって、若い人たちと関わりを持つようになり、自分たちのまちを愛し、 もっと盛り上げたいと思う人たちが多いことに感動しました。私たちも若い人からエネルギーをもらって、八幡浜市制施行10周年の記念事業にも認定され、今年はより盛大に、イルミネーションやコンサート、そして冬の夜空を彩る花火でクリスマスオレンジフェスティバルを成功させたいです。
クリスマスオレンジフェスティバル
日時:12月19日(土)雨天翌日順延
場所:八幡浜みなっと