「愛顔」今回のインタビュー:菊池真太さん

八幡浜から第2の錦織圭を育てたい!菊池真太さん 柑橘農家

菊池真太さん

結婚を機に7年前に八幡浜に戻り、叔父の果樹園を手伝う菊池真太さん。3人のお子様にも恵まれ2年前からは叔父に変わり果樹園の代表を努めている。趣味はテニスで、週1回ボランティアで小学生の子供たちを集め、愛宕山でテニスレッスンを行っている。夢は八幡浜で第2の錦織圭選手が誕生することだという。

農家を始めるきっかけは何だったのですか?

八幡浜が好きで、いつかは地元に帰って仕事がしたいと思っていました。叔父の経営する果樹園には後継者がいなく、妻との結婚を機に手伝う事を決心しました。

果樹園のこだわりを教えてください

南向きの農地(山)が強みで、柑橘系にとっては絶好の条件です。他の柑橘名産地の品質が落ちる中(虫や摘果作業や糖度の問題など様々ですが)、夏場にマルチを敷く地道な作業(マルチというポリエチレン素材のシートを敷くことで雨をしのぎ柑橘の糖度を上げる)に力を入れることで、高い糖度・品質を保っています。

仕事での今後の目標は?

みかん農家の仕事は、地道な作業や力仕事ですが、それだけに若い生産者にとってはチャンスだと思います。ただ、昔ながらのやり方が多く、作業の効率化(フォークリフトの活用や倉庫の改築)を図り、いつかは家族経営ではなく、若い人材を確保できれば、売り上げアップに繋がると思います。

仕事以外の目標は?

趣味がテニスで、高校時代から硬式テニスを続けており、色んな大会に参加しています。硬式テニスは世界的にメジャースポーツでありながらも、金銭面での負担が大きく、幼少のころから始めるとなると、個人レッスンや、都会に出て練習する以外の環境が整っていません。また中学校での部活は軟式テニス部が主流で、最近では三間中学校に女子硬式テニス部ができ、うらやましく思います。私も以前、市長に直接直訴してみたものの、やはり軟式テニス部の存在や指導者不足の問題から、中学校での硬式テニス部にはハードルがあり厳しいです。今は、八幡浜の子供たちに硬式テニスに興味を持ってもらいたい一心で、週一回、子供たちを集め、愛宕山で硬式テニスのレッスンを行っています。いつかは、八幡浜で硬式テニスがメジャーになり、第2の錦織圭選手が誕生する事が私の夢です。

菊池真太さん
仕事: 柑橘農家
趣味: テニス

Supported by Yawatahama JC